高校生の職業体験
2016.11.27

所属している札幌ポプラライオンズクラブと奉仕活動について提携している新陽高校の生徒が職業体験に来てくれました。
当社も子供たちの職業体験の受け入れは初めてだったので緊張しつつも一緒に一日を過ごしました。

午前中は私から、当社の業務や業務を行う上で大事にしている経営理念、社訓などについて説明を行い、一般に子供たちが触れることが無い不動産業について理解してくれればという思いを乗せて話しました。
来てくれた子供たちが住んでいる地域も市内の中心部と郊外の住宅地だった為、そこから住んでいる地域で立っている建物の違いは市の政策により制限され町が形成されていることやみんなが建てたい建物や土地の利用方法に応じて地区や場所によりできることできないことがあり、一般の方ではわからないことを我々不動産会社の者が調査しお客様のご希望を叶える手伝いをプロとして行うことなどを話しました。

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昼食をとり、午後は現場を見学してもらいました。
当社で行っている業務はお客様から相続や住宅ローン返済についての相談を受ける不動産コンサルティング業務と現状では劣化や汚れがひどく販売できない様な中古住宅を購入しリフォーム、商品化、販売を行う既存住宅再生事業の二本の事業がありますが、コンサルティング事業の相談者の打合せに同席さるわけにはいかないので既存住宅再生事業の現在リフォーム工事中の現場とリフォーム完成後の物件を見学してもらいました。

今回の子供たちは少しおとなしい印象の子供達で反応が少なかったのでどういう印象が残ったのかはなかなかわからなかったのですが、私は当社の仕事に誇りを持ち業務を行っております。皆様の一生の中で一番大きい買い物が住宅です。その購入のお手伝い、思わぬ状況に至ってしまった際の対処、いづれも普段コンビニに行き買い物をするように日常的に行われることではないので知識や経験が一般の皆様には不足しています。そこで我々のような専門家が皆様のパートナーとして状況に応じベストな選択を行えるように知識と経験、ノウハウの提供が必要になってくるのです。
ただ、残念ながら不動産業というのは「だまされるのではないか?」「いかつい感じの方が多い」などお客様からあまり好意的には見られないことも多い為、今回のような活動を通じ少しでも不動産業のイメージの改善にも微力ながら貢献したいと思っております。

昨年も清田区の小学校にてライオンズクラブが主催し子供達にいろいろな仕事の紹介をするグループワークを行いました。その際は、私もお手伝いとして参加したのですが、普段身内にいなければ接することが無い職業の方々にお話がきけて子供達も活発に質問を行っておりました。
業種は本当に様々で、建設会社や飲食業、不動産業、福祉事業などの経営者や医師、弁護士、司法書士、税理士、社会保険労務士などの専門家、本当にバラエティに富んでいました。
子供たちにとっても警察官やアイドル、お店などの普段から触れ合うことのできるわかりやすい仕事だけではなく、いろいろな職業に触れ合うことができるいい機会であったのではと思いました。

これからも、いろんな活動や仕事を通じこの日本をこれから背負っていく子供たちの成長に少しでも貢献できるように私も頑張ります。