地震の影響は、いかがでしょうか?
当社は、地震後の明るくなった後に会社に確認に来ましたが書棚も通常通りで問題ありませんでした。
所有者から、建物の杭が入っていないことの通知がありましたがやはり、地盤がいい土地なのだなと改めて確認ができました。
自宅も幸い何も被害はありませんでした。
地震の揺れは、札幌に引っ越してからは一番の地震だったように思います。
寝ている中、揺れの大きさにびっくりし、子供の部屋に行きました。
子供は突然「むくっ」と起き上がり、「大きい地震だね」と寝言のように言ったと思うと、すぐに寝てしまいました。
何かあったらと思い、しばらくは子供の部屋で添い寝したのですがもう大丈夫かなと思い、30分位で自分の寝室に戻りました。
朝起きると、携帯の充電がされていなかったのでおかしいと思うと停電‼
宮城に住んでいた時は、しょっちゅう地震があったので、このくらいの地震で停電になったのはビックリしました。
当日は契約の予定などもあり、お客様の同意があったものは通常通り行いました。
その担当者以外は、交通機関も止まっているので自宅待機。
私も、たまった事務仕事を行えると少し喜んだのですが、自宅にいると疲れがたまっていたのか眠気が襲ってきて夕方まで眠ってしまいました。
自宅はガスと水道は通常通り、使えたので食事は不自由なく自宅にあるもので十分でした。
冷凍庫にあるアイスだけは溶けてしまうとみんなで食べましたけど、お腹いっぱいでした。
夜は、キャンプ用のランタンを物置から出し、子供とトランプをして遊び、顔だけ洗い就寝。
翌日は、会社の仲間には停電で相変わらずの状況の為、自宅待機の連絡を行う。
昼間、暇なので近くの公園で子供と一緒に自転車で遊ぶ。
少し、ゆっくり過ごすことができました。
夕方、子供と散歩に出ると、すぐ近くまで電気が復旧していることに気付きました。
南側、北側と復旧していたのですがウチの近辺だけは、何故か、まだでした。
スタッフの報告を聞いていると、ほとんどの者の家は電気が復旧していたので、決算の数字を作るためにも予定していた週末のオープンハウスの開催を決断し、土曜日は出社する。
電気がまだだったので、水でもシャワーを浴びよう浴室に入りましたがシャワーの冷たさに我慢できず、髪の毛だけ洗い、着替え、出社しました。
会社に来た後、ほどなく妻から電気が通ったとうれしいラインが届きました。
今週に入り、ほぼ、通常生活に戻りつつあります。
取引先の銀行にいき、手続きの際に、地震の時の状況を話しました。
その銀行は、地震等自然災害があったときは、全員、銀行に集合するということが決まっていたそうです。
当日も、交通機関がマヒしていましたが全員出社し、銀行として対応できる準備を行い待機したとのことです。
自然災害の時は、カードなどの決済が不可能となる為、現金が必要になる、お客様の要望に応えられるように銀行員の仕事を全うするため行動していることがわかりました。
また、友人の携帯会社の社長と売却を依頼いただいている物件について、打合せに、本日、伺ったのですが、友人の会社では電気が早期段階で回復したので会社に出社できるスタッフに、お客様に無料で充電を開放し、対応したとの話を聞きました。
私も、不動産会社として、非常事態の時に自分と家族のことはもちろん大事ですが、いつもお世話になっているお客様に仕事を通して「何ができるか?」を考え、自分や家族のこと、会社のことだけを考えるのではなく、スタッフと共にお客様や地域の皆様、社会に何を貢献できるかを考え、行うことが必要だなと痛感しました。
まだ、会社はみんなバタバタしてますが、この震災で大きい被害があった清田区は復旧しないうちに社員全員で現地を確認し、これからのお客様の大事な不動産売買をご依頼いただく者として、経験として生かしていきたいと思います。
被災した皆さまの早期の日常が戻ることを祈り、また、被害にあい、お亡くなりなった皆様のご冥福をお祈りいたします。