ご相談者への貢献
2018.09.15

先日、道北から当社へご主人が病気となり、住宅ローンの返済が困難になった方から、任意売却のご相談を受けました。

ただ、内容をお伺いすると、団体信用保険が適用になる可能性が高く、その件をご説明しました。

しかし、ご主人の状況から適用にはならないと考えていた為、悩み、苦しんでいらっしゃいました。

ただ、一度、まずは、保険会社に確認することを勧め、もし、適用にならなかった場合の対処方法をご提案しました。

息子さんとご一緒にいらっしゃったのですが、面談が終了し、お帰りになる際、「本当にいい仕事ですね」とおっしゃっていただきました。

その一言を聞き、本当にうれしく思い、もっと沢山の方のお役に立ちたいとモチベーションが持てました。

 

先週、任意売却をご依頼いただいていたあるお客様の住宅を一年越しで成約することができました。

ご自宅にて契約が終わり、帰る間際に、ご主人が後ろのほうから破れた封筒を持ってきました。

何かと思い、よく見ると当社から送った資料でした。

するとご主人は破れた封筒の開封口を指さし、

「当時は事業がうまくいかず、先が見えない状況で精神が病んでいた為、普通に開封することができず、ビリビリ破いたのを思い出します」

「本当にありがとうございます。」

とご主人がおっしゃる脇で、奥様が激しく涙を流し始めました。

事業を成功に導くことはできませんでしたが、本当に誠実で真面目なお二人とお子様の為に、今まで頑張ってきてくれたスタッフへの感謝と、この職業を必要としている方がいらっしゃるということを、私は改めて深く感じました。

 

今週、「自宅が銀行から競売に申し立てられてしまった‼」「障害者の子供もいるので何とか助けて欲しい‼」との相談がありました。

緊急性も感じた為、お電話頂いた翌日にご自宅を訪問し、お話をお聞きしました。

すると、お支払いは通常通りにしていましたが住宅ローン以外の借り入れがあり、生活が厳しくなっていた為、弁護士の先生に個人再生の手続きを行っているところでした。

個人再生の手続きは自宅を残す債務整理の方法なので競売に申し立てられることは通常無いのですが、原因は銀行に許可なく、自宅不動産の名義を数年前に離婚した際に元ご主人から、奥様へ変更していることが原因で、個人再生の手続きの中、銀行が、再度、不動産登記簿謄本を取得したことにより、発覚し、競売に至ってしまったことがわかり、お伝えしました。

ご相談者のご希望を100%かなえられるかどうかはわかりませんが、お子様の将来と奥様の為に全力を尽くしていくことをお約束しました。

問題が何も解決したわけではありませんが、状況の詳細が分かったこと、良くも悪くも将来起きてくることが予測できたことにより、大分、ご安心頂けました。

 

本日も、ご来社頂き、ご相談をお受けしました。

今日のご相談者は早期の為、任意売却ではなく、通常で売却、完済し、引っ越すことにより、普通の生活への立て直しが可能と思い、ご提案し、売却をご依頼いただきました。

 

お金と支払いに関係する不動産の問題は、解決することが可能です。

一人で悩まずに、まずは専門家への相談をお勧めいたします。

皆様の大事な家族とその将来を守る為、これからも、日々、仲間と共にご相談者へ貢献していきます。