息子の夏
2014.07.23
先週末、サッカー部に所属している長男の中体連札幌市大会がありました。
サッカー部は部員が多く、昨年までは一軍に入れなかったのですが
真面目に練習にはいっておりました。
今年の4月のある日、自宅に帰るとテレビを見ていた長男が嬉しそうに
Aチームに入れユニホームがもらえたと報告してくれました。
私も息子のことながら大変うれしかったです。
そして中体連が始まり、札幌市南ブロックでは勝ち上がり全市大会へと進んだのですが
ブロックでの試合は土日も休みが取れず、見に行くことはできませんでした。
しかし、全市大会は何とか見に行こうと思い時間を作っていたのですが
全市大会前日に妻からメールが届きました。
「長男が帰ってきてから部屋で泣いている」
理由は南ブロック大会の登録メンバーでは全市大会の登録より3人多い為、
全市大会では3名が登録から外れるとのこと。
その3名になんと長男が入っていたのです。
その日、帰るとちょっと腫れぼったい目をした風呂からでてきた長男と
話しました。
最後に、
「 がんばって4月にAチームになったのに中体連の試合を見に行けなくて、ごめん 」
と謝ったのですが
「 ほんとだよね 」
と苦笑してました。
長男にとってはこれまでの人生の中で今回はかなりつらい経験だったと思いますが、
いい経験でもあったと思います。
また、これからもいろんな経験をし、ひとまわり、ふたまわりとたくましく育っていくこと
願います。
これからも見守り、出来る限りのことはささえていきたいと思います。
ただ一つ、長男の公式戦に出場した姿を一度も見に入ってあげることが
できなかったことが本当に後悔しております。