解決事例 26生活を再建していけそうです。
札幌市 手稲区 岩崎様(仮名)

名前・年齢
岩崎様
住所
手稲区
家族
ご夫婦と犬1匹
職業
自営業
きっかけ
独立開業
一番の希望
高く売却したい
債権者
地方銀行
間取り等
4LDK

お支払いができなくなった理由

岩崎様は50代半ばで長年勤めていた会社を早期退職しました。退職金は退職の3年ほど前に購入していた住宅ローンの繰り上げ返済に一部を回し、残りの退職金は新たに始めた介護関連事業の開業資金に使いました。しかし仕事を始めてみるがなかなか採算が取れず赤字になる月もたびたびあり、そのつど生活費の補填に残った退職金を充てていく生活になっていました。年金が本格的に貰えるようになるまでにはあと6年あり、このままの状態を続けると完全に生活が破綻すると思い、インターネットで検索した当社にご相談のお電話を寄せられました。

ご相談者の希望

家を売却し、住宅ローンの負担を無くしたい。
できれば引越しの費用を確保したい。

解決までの流れ

岩崎様は、住宅ローンの残債が1,200万円ほどありました。ご自分で相場などを調べると、「相場は1200万円くらいでは?」と、高くは売れないだろうと考えていらっしゃいました。ローンが残る場合は銀行と交渉し任意売却になるため自分がブラックリストに入ることもやむを得ない、とにかく月々の返済を減らし生活を改善したい!と覚悟のうえで相談にいらっしゃいました。
ご自宅の査定をしたところ、築年も浅く、大変綺麗な状況でした。重厚で立派な建材を使ったお宅は高級感もあり、次に住む人にリフォームの必要もないくらい良い状態。
地域の相場を検討したところ岩崎様の思っている額よりも高く販売することが可能と思い、高めではありますが、1,980万円で売り出しをご提案しました。閑静な住宅街の一軒家ということで、数名の方からの問い合わせがあり内覧いただきました。2組の方が具体的に検討いただき、その1組のご夫婦にご購入いただきました。売却の結果、岩崎様には住宅ローンを完済してなお700万円ほどの現金が手元に残り、これからの生活の備えとしての資金を確保できました。

ご相談者の感想

相談した当初はどんどん退職金や貯金がなくなっていて、将来が全く見えない状態でした。老後の不安も大きく、自分でいろいろ調べていましたが納得できるような答えも見つからず・・・毎日モヤモヤした気持ちでおりました。芳賀社長にお会いし、現状を話したところ、「相場的には高く売れるのではないか?」との返答があり、「信じられない!」と思いました。売れれば手元にお金が残るとのことで、提案の販売価格には半信半疑でしたが売却を依頼。時間はかかりましたが無事に売却ができ、芳賀社長にお任せして本当に良かったと思っております。家を失って惨めになるどころか、手元にお金を残すことができ本当に感謝しています。仕事も変わらず続けることができ、最近ではお客様からのご紹介も多くなり仕事も順調に回り始めました。引っ越しも無事に終わり、以前と比べれば狭くはなりましたが、飼っていたペットも一緒に暮らせる物件が見つかり本当に良かったと思っております。住宅ローンを払っていた頃よりも家賃のほうが3万円も支払いが安くなり、生活も安定してきました。
これでやっと生活を再建していけそうです。

担当者よりメッセージ

今回は生活が破綻する前に「早めの相談」をしてくださったことが良かったと思います。十分に販売期間をとることができ、ご納得いただける価格で売却を完了することができました。
最初にご主人から相談を受け、次にご自宅で奥様にお会いしましたが、ご自宅の売却には非常にご不安そうな様子。岩崎様の想定よりも家は高く売れそうなこと、お金を手元に残せるかもしれないこと、売却に伴うお引越しのことなどをご説明すると、ご安心されたようで奥様の表情も明るくなり、私も安心して手続きを始める事ができました。
岩崎様からは売却できるまでの間は月々の住宅ローンの支払いを頑張ってくれるとの言葉を頂きましたので、信用情報を傷つけず、半年ほどかかりましたが無事に住宅ローンを完済できる価格で販売をすることができました。
不思議なことに、当社にご相談にいらっしゃるお客様の中には、任意売却の相談をしてから仕事がうまく回り始めたり、なかなか見つからなかった仕事が見つかったりなど、あくまで偶然だとは思いますが、停滞していた物事が前に進みだす方が多くいらっしゃいます。
岩崎様も売却が完了する頃にはとてもお仕事が忙しくなり大変そうではありましたが生き生きとしたご様子でした。もともと仲の良い素敵なご夫婦でしたが、ご不安がなくなり、さらに仲良くご夫婦が寄り添い新しい生活をスタートするお手伝いができた事を嬉しく思います。