先週、息子と一緒に映画「ビリギャル」を見にいきました。
私の子供たちが高校3年生の娘と高校1年生の息子の為、進路をどうするのか夫婦で話す機会も多く、映画の宣伝を見ていると家族の状況、時期がかぶっていて面白そうだなぁと思い、息子を誘って観に行きました。
ちょうど上の娘が今年進路を決めなければいけない状況で、漠然と進学を希望していましたが志望校の選択も何を勉強したいのか等、3年生なのに具体的になっていませんでした。
進路を決められない一番の原因は、娘の成績が「ビリギャル」同様、大変良くない状況だったことだと思います。
希望の仕事はあるのですが自分がその仕事につけるような学力がないこと、高校に入り勉強についていけず、落ちこぼれてしまった現状が希望に向かって突き進むことをためらわせていたように思います。
娘は用事や頼みごとがあるとき以外は、いつも私と話し合うことを拒むように私を無視していたのですが進路についてはもう時間も無い為、私が我慢できずテーブルにつかせ話合いを行いました。
お互いに激しく感情がぶつかりましたが進路は大学に進学することに決まり、学力が見合っているかどうかは別として志望校も第三希望までを数日間で決める約束をしました。
数日後、志望校3校が決まり話し合いを行いました。
第一志望には現在の学力ではかなり難しい状況と思われました。ただ、今年に入ってから一度も模擬試験を受けていない為、現状が解らないということもあり、まずは、塾に通うことを提案しました。
娘は小さい頃から動作が遅く、何事もかなりマイペースな為、そのまま娘のペースで受験勉強していたのでは間に合わないと私は思ったので、実力の把握と合格に向けての勉強プランを受験のプロである塾で相談してみたらと提案したのです。
その結果、珍しく私の提案を受け入れ塾に相談することになり、面談に行きました。
塾では娘の現在の状況では本当に時間が無い為、講義だけでは足りず、自習も含め毎日塾に通い勉強しないと合格はできないと非常に厳しい助言を言われました。
娘の脇で聞いていた私は娘が
「それなら止めます‼」
と言うのではとハラハラしていたのですが、出てきた回答は
「頑張ります‼」
でした。
「えっ‼」と意外に思いましたが、ちょっとうれしかったです。
まずは次週から体験授業を行いスタートしていくことを決めたのです。
妻から聞いた話ですが体験授業の後、塾から電話があり体験授業の際に塾の先生と娘がいろいろ話したそうですが高校の授業についてゆけず、今までどうやって勉強すればよいか、どうしたら成績が良くなるか方法が解らず泣きながら聞いていたそうです。
その後は高校帰りに毎日塾に通い勉強をしているようです。私も家に帰ると娘の部屋に行き、「ただいま」とあいさつするのですが娘から「お帰り」のあいさつは相変わらず返ってきませんが以前は携帯を手に友達とラインばかりしていたのですが最近はちゃんと勉強しているようです。
現状からどこまで頑張れるか解りませんが
「うちのビリギャル」
を陰ながら応援したいと思います。
ちなみに息子も同じ塾に通わせているのですが、まだやる気が感じられないとの塾からの報告でした・・・・
先日、任意売却の相談で富良野に行ってきました道路から見えた大雪山連峰がきれいだったので写真を撮りましたので掲載します。