今年、1月23日、小学一年の次男の大腿骨の手術がありました。
昨年の夏ごろから、時折、足を引きずるようになり、「膝が痛い」というので整形外科で診てもらうと、特に異常はなさそうだが、大きい病院にて、再度検査を勧められる。
レントゲン、CT等では異常が見られず、しかし、説明の際に膝の先生が、大腿骨の骨頭の軟骨が変形していると気付き、後日、専門の先生に診てもらう。
診察では、「ペルテス病」という、大腿骨と骨盤の間にできる軟骨が変形する原因不明の病気の可能性が高いと説明。
正月明けに、大学病院を紹介され、行くと、もう入院と手術の日が決まっていました。
早めに手術をすると子供の為、軟骨の再生力が強く、完治までは3年位かかるが、普通に激しいスポーツも可能になるまで治ると言われ、入院と手術を進めました。
手術当日、手術室の前まで一人付き添うことができたので私が入る。
不安を少しでもやわげる為、最後は抱きしめて、「頑張って」と別れました。
手術は無事に終わり、担当医師から成功を聞き、目頭が熱くなる。
しばらくすると、目が覚め、徐々に痛みが息子を襲う。
大腿骨を折り、角度を変えてボルトで骨を繋ぎ、戻した為、かなり痛い。
「いたい、いたい…」と、か細い声で、泣き続ける。
変わってあげたい…
しかし、できることは手を握ってあげる事だけ…
私、妻、ばあちゃん、帰省していた長男の順番で交代で泊まる。
1週間ほどで痛みが少しづつ落ち着き、付き添い付かず、ひとり。
初日は、病院から看護師さんの携帯を借り、電話、「明日、ゲームしたいから、WiFi持ってきて…」大したことではない。
「仕事で使うから、持っていけない、おやすみ」と話す。
心が切ない…
手術後、泣いていた次男も病棟の人気者になりました。
同じ部屋のおじさんに、新聞や割りばし、紙コップで鉄砲、ヌンチャク、車など、おもちゃを作ってもらう、おばさんに毎日の勉強、折り紙を教えてもらう。
自分の部屋にはいない、看護師さんが探すのに時間がかかる。(-_-;)
本当に多くの皆さんにお世話になりました。
まだ、足は引きづるものの、普通の生活は可能になり、4月30日、退院できました。
息子の顔を見るたびに、ご相談者のお子さんの顔が頭に浮かびます。
社会の宝である子供の未来を明るいものにする為に、任意売却という仕事を通じ、多くの方の幸せの再生に貢献したいと強く思います。
新型コロナの早期収束を、心から祈念致します。