富士山登山
2018.08.16

先日、長女、長男、次男の子供三人と私で初めての富士山登山に挑戦。

スバルライン五合目から、雲の中のスタート。

「涼しくていいね!」

と、東京の暑さにビックリしていたので、気持ちに余裕を持ち登り始めると、天候は変わり始め、夕方から雷雨‼

5歳の次男が山小屋に着く前に、体力限界と酸素不足?により、歩けなくなる。

仕方なく抱きかかえ、少し歩かせ、また抱きかかえる。

それを繰り返し、二時間近く。

45人ツアーの他の人の体調が悪くなり、雷雨の中、一時間以上立ち止まる。

そのうち、次男が寒いと震えだし。

低体温症になったら大変と思い、ガイドさんに話し、長男を連れ、次男を抱きかかえ、みんなと別れ、山小屋を目指す。

しかし、「ぶるぶる」震える次男を抱えたまま、3000mの山を登るのは、苦しく、途中でもう難しいと思った私は、長男に先に行かせ、次の山小屋の方に助けを求めました。

長男が帰ってくる前になんとか次の山小屋に自力で着き、子供ももう限界なので、泊めて欲しいと懇願しましたが、あと10分位で、目的地の山小屋に到着できると断られ、仕方なく、目的地の八合目の山小屋へ…

なんとか、到着。

子供の体調が悪くなり、ツアーと別れ、先に来たことを伝え、ガイドさんはいなかったが中に入れてもらう。

次男を着替えさせ、抱きかかえ温め、やっと落ち着いてきました。

少しづつ回復する次男を見て、安心、涙が出る。

40分近く遅れ、ツアーのみんなと一緒に長女が到着。

やっと家族全員が揃う。

夕飯のカレーを食べましたが、次男は吐いてしまう。

長男もほとんど食べることができず。

明日の頂上への挑戦は話し合い、長男だけ挑戦することに。

そして、即、就寝。

夜中に、何度も足がつり、目覚める。

午前0:30に長男がみんなと一緒に頂上へスタート。

ハグをして送り出す。

 

それから、なかなか眠れず、モジモジと寝袋で過ごし、ご来光を迎える。

山小屋に残った長女、次男と私は八合目からのご来光の後、下山。

下山するほどに次男が饒舌になり元気に‼

五合目から、バスにて、途中、スーパー銭湯により、体の汚れと疲れを落とし、新宿へ。

バスではみんな爆睡‼

時間が経過するほどに元気になる次男‼

昨日の震える姿は影も無し‼

なかなか貴重な体験でした。

天候もハードで、具合を悪くする他の方、子供を抱える、本当に疲れました。

帰る際に、次男に「今度は頂上まで登ろうね!」と話しかけたら、「もう少し大きくなってからね!」と返答が帰ってきました。

「いやだ」ではなく良かったです。

ご来光はすごく、感動しましたが、それよりみんな無事に帰れたことが何よりでした。