新型コロナによる不安
2020.12.11

新聞に、「売上債権の回収できない事態に備える「ファクタリング」の利用が広がっている。」との記事がありました。

ファクタリングとは取引先の破綻などに備え、売掛金や受取手形などの売上債権の現金化を保証するサービス。保証額は取引先の信用力によりますが1~2%位が一般的ですが、当面の資金繰りをしのぎたい企業から、債権を買い、現金化する買取型もあります。

売上債権の保証を手掛けるメガバンク系などの主要5社の保証額の残高は、前年比8%増加、現在も四半期ごとの統計でも高水準の伸びが続く。

特にコロナの影響が直撃する飲食店や宿泊施設の取引先企業が目立っているようです。

その反面実際に保証会社が肩代わりした件数は前年より7割強減っている。

政府や日銀による企業向けの資金繰り支援の融資が倒産を抑えている為。

しかし、コロナの増加が収まらない中でファクタリングの利用者は増加し、小規模企業への取引先からの支払い遅延が急速に広がり、企業経営の厳しい実態になってきた。

 

 

当社にも任意売却の相談は、それほど増加はしてませんが、来年以降は、金融機関から、支払い遅延している債務者に対しての督促もコロナの事情もある為、控えていたようですが、通常に戻り行うとの噂もお聞きします。

自力でこの厳しい状況を乗り切ることができれば、それが一番ですが、将来の見通しが、どうしても立たないときは、不動産等が絡む債権の問題は我々のような任意売却の専門家への早期相談をお勧めいたします。

すぐに問題が解決することは難しいかもしれませんが、問題解決の道筋は見えると思います。

 

新型コロナの早期収束を心からお祈りいたします。