本気で挑戦する人の母校‼
2019.07.07

先日、札幌新陽高校の校長、荒井優さんの講演会に参加しました。

荒井校長は、私が所属する札幌ポプラライオンズクラブでご一緒の衆議院議員、荒井聡さんの息子です。

札幌新陽高校は、荒井校長のおじいさんが男尊女卑の時代に、女性の教育の普及の為に作った学校ですが、3年前には生徒が減少し、廃校の危機、そこで、父の荒井聡さんが理事長に就任し、改革に取り組むも、議員の仕事が忙しく、思うように進めることができない状況で、当時の校長も退職することになる。その状況で高校復活を託されたのが、当時、ソフトバンクの社長室に勤務していた荒井校長だったそうです。荒井校長は、東日本大震災の際に、ソフトバンクの孫社長の命を受け、被災した高校の復旧のサポートを行った経験もあり、教育に対しての重要性を感じ、新陽高校の校長も引き受けたとのことでした。

札幌に来たばかりの時に、一度クラブの例会に出席しスピーチを聞くと、志と思いを強く持った方だなと好印象を持ちました。

その後、いろいろな場所で講演を行っていることを耳にし、また、札幌新陽高校が、以前とは見違えるように変革してきたことを聞いていました。

改めて今回、校長に就任してから3年が経過し、初年度には進学率が約30%から、60%に増加した!

何故?

それは、生徒は皆、進学したいと思っていたが、経済的な理由で就職や、専門学校進学などに進み、早く就職し親に経済的負担をかけないようにという理由だったことに気づき、日本全国で入学金や授業料が安い大学を探し、その情報を伝えると、進学したいとの希望者が増大し、進学率のアップにつながった。

また、生徒数が赴任当時450人だった全校生徒が、今年は1000名を超えました。。もちろん、これで廃校の危機は無くなりました。

現場で何をしているのかというと、「挑戦する事」を、みんなに失敗を恐れずに行うことを生徒、教員に伝え続ける。そして評価はせずに、願望を引出し応援する。また、結果に対して報告は受けるが、失敗は成功のヒント、ドンドン挑戦しようと伝え、経過に関しては細かく言わない、サポートに徹する。

たくさんの学びがありました。

当社においても、同じで、どうしたら「本気で挑戦する風土」を創るのかが非常に重要、会議等でスタッフが満たされていないと、お客様を満たすことはできません。たくさんのスタッフの将来の願望等をしっかりきき、サポートすることがだいじだと深く心に刻んだ講演でした。

札幌新陽高校の理念「本気で挑戦する人の母校」

を、教本とし、ご相談者とも寄り添い、会社を成功へと導けるように精進していきます。

最近は花も咲き、とてもいい季節ですね。

妻も、検査結果が良く予定よりも3日も早く帰宅できました!

感謝、感謝を忘れずにこれからも進めていきます。