コロナ後の世界
2021.02.20

いよいよ、日本でもワクチンの接種が医療従事者から始まりましたね。

感染者も主要都道府県の緊急事態宣言のおかげ?で減少傾向で落ち着いてきていることにホットしています。

私が携わる不動産の市況は、中古住宅、中古マンションの売却は全体的に好調に推移している感じが強くあります。

しかし、足元ではお仕事の業種により、影響を大きく受けている方もあり、ある債権者によると住宅ローンの返済が難しくなった方の相談件数が増加していると聞こえてきます。

今回の新型コロナの流行により、仕事や生活のスタイルが大きく変化し、感染状況が終息後に通常に戻ることができない業種は仕事の内容も変革が必要となりますね。

我々に任意売却の相談は、新型コロナの影響ではありませんが、少しづつ増加していることは感じます。

先日の新聞の記事に不動産業向けの融資が増大しているとの記事がありました。

飲食業や旅館業が休業を余儀なくされている中で、その貸主に対しての資金確保が行われてきたのですが、このままの状況が続き、今までの普通がそうではなくなった場合には、資金不足に陥る事業者も増加する可能性は高くなるのではと思います。

住宅ローンの返済も、先日も2000万円の増額で追加政策が出ましたが、事業者に対しての緊急融資により、休業はしていても破たんまではいかず、何とか持ちこたえている会社も多く、お仕事が少なくなっても住宅ローンは支払いを続けることができている方も多いと思います。

しかし、従事している事業が、世の中の変化に対応することが難しい場合には、事業の閉鎖もおこり、収入を失う方々が増加する可能性も…

私たちも、今までは直接対面し、重要事項の説明やご契約、本人確認を行ってきましたが、法改正により非対面により手続きが可能となってきます。

日々の変化にしっかり対応し、多くのご相談者のお役にたてる様になれればと思い、また、早くこのコロナが終息し、皆様に「普通」の毎日が戻ることを心から、祈ります。